上映時間 火曜日~日曜日 : 10:00 AM - 5:00 PM
国立済州博物館は、2021年から済州島を素材にした新技術融合型のコンテンツ映像づくりに取り組んでおり、観覧客の皆さまにご覧いただいています。
国立済州博物館実感映像室では、<漂海~海の向こうの夢~><済州映像詩-深遠の瞑想><瀛洲十景>など、済州島の風情や景色を感じることができる3つの作品を。3編の映像に収め
られた済州島の歴史と文化、風光明媚な自然、興味を掻き立てられる物語まで、ぜひ思い出としてお持ち帰りください。
1770年、済州島出身のチャン・ハンチョルは、科挙を受けに陸地へと出ます。しかし、道中で嵐に遭い、南方の遠い海に漂流します。
その後、かろうじて済州島に戻ってきたチャン・ハンチョルは、この時の経験に文学的な想像力を加味して「漂海録」を執筆することにしました。
新技術融合型のコンテンツ映像「漂海~海の向こうの夢~」は、幻想的なデジタルアートで「漂海録」を再解釈し、厳しい状況下でも希望を捨てなかったリアルな漂流記がご覧いただけます。
ビデオを見る海の真ん中に突き出る火山島「済州」は、石、森、水、風が独特な自然遺産を織りなしています。「済州映像詩-深遠の瞑想」は、済州誕生の記憶から永遠なる安息を祈る童子石に至るまで、済州の自然に溶け込んでいる深い思索の風景を見せています。
自然音ににたサウンドとともに済州島を感じてみてください。
ビデオを見る170年ほど前、済州島に梅渓(メゲ)李漢雨(イ・ハンウ)(1818-1881)という士人がいました。
イ・ハンウは四方八方へと足を運び、故郷である済州島の美しい景観10の地を選び、これを「瀛洲十景」と呼びました。
瀛洲とは、済州島が「まるで神仙が暮らしているかのような地」と言われていたことに由来します。
先人が愛しく大切にしてきた済州島、その神仙世界の様子が、実写をもとに「瀛洲十景」となってCGでご覧いただけます。
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