火山島である済州島では、至る所で石が目につきます。その中でも特に、たくさんの穴があいた玄武岩と滑らかな粗面岩が多く見られます。済州島の人々は、生きるために必要な多くのものをこれらの石で作りました。
国立済州博物館の野外展示場には、済州島の先人らが使用していた手づくりのチョンナン(大門の代わりに使われていた3本の木)、石臼、挽臼、お墓の前に建てた童子石などが展示されています。その他にも、元堂寺址五層石塔(宝物)、済州邑城のトルハルバン(石像)、東資福と西資福(済州特別自治道民俗文化財)のレプリカなどがご覧いただけます。